濃密インタビューの話

鉄は熱いうちに打て、初動が大事ということで月刊TVガイドの話をします。

 

月刊TVガイド関東版 2020年11月号

月刊TVガイド関東版 2020年11月号

  • 発売日: 2020/09/24
  • メディア: 雑誌
 

  こちらのジャニーズJr.濃密インタビューBOOKのTravis Japanのインタビューの話です。

 

予告が出た時点でこれは絶対に買いだと確信していたので定時退社、最寄り書店で購入、帰宅後鞄を放り投げて読み始めたんですけどその後泣いてしまってご飯を食べそこないました。

でも決して悲しいわけではなく、切ない気持ちと嬉しい気持ちと色々な気持ちがごちゃ混ぜになっています。さて本題。

 

TravisJapanを知ってその歴史を調べたときにまず思うこと、「この時彼は何を考えていたんだろう」。

でもこういう話ってある程度時間が過ぎて気持ちが落ち着いてからじゃないと言えないことだろうとも思っていたので「まぁあと5,6年してから聞けたらいいな(そこまでTravis Japanがありますように)」みたいな気持ちでいました。

ところが今回の濃密インタビューにてそのあたりのことを個別インタビューで答えてくれています。いや本当にテレビ誌ってどういうカテゴリーなんだろうな…。

ROCK AND READという文系バンギャが大好きなインタビュー雑誌があるんですけど、そこに掲載されるようなタイプの深いインタビューでした。*1

 

トラジャを知って10ヶ月程度の私は過去のことは歴史として文章としてしか見ることができない。それでも松松加入がトラジャにとってのターニングポイントになったことは間違いなくて、松松はトラジャにとっての守護天使なのでは?とか思っていたんだけどそれを公言するのは昔からのファンの人に失礼になるかなとも思っていました。

 

でもその中で如恵留くんは松松のおかげで変わることができたということを公言してくれていたので、如恵留くんと松松についてはブログ書きたいなとか思っていたんだけど、今回のテレガイさんのおかげで間違いなく松松はトラジャの守護天使*2だなと言うことにしました。

 

アイドルに限らず、もともとあるバンドやグループにメンバーを追加するというのは必ずしもうまくいくとは限らなくて、メンバー同士が仲良くても旧メンバーと新メンバーのそれぞれのファンも互いを尊重できるとは限らない。

特に脱退があってからの加入となると、メンバーのいなくなり方とかにもよるけど、旧メンバーのファンがいつまでも新メンバーと旧メンバーを比較して現メンバーを攻撃したり、最悪は新しいメンバーが加入したことによってグループ全体の魅力が下がってファンがめちゃくちゃ減ってグループの存在自体がなくなっちゃったりなんていうこともあったりして。

メンバーが減りました、そこでメンバー増やしました、はい元通りなんて単純な話じゃないよなと思うのでトラジャの今の状況ってとても素晴らしい努力の結晶だなと思うんですよ。

 

今回のインタビューで印象に残っているのは閑也くんのものでした。以前何で読んだのかわからないのですが、メンバーが減ったときにかなり気持ちがすさんでいたというような話をしていたのが心に残っていたので、そこに至る心境の詳細を伝えてくれていたのが嬉しかったです。

辛かったという話を聞いて嬉しいと思うのは悪趣味だと思われるのかもしれないんですけど、閑也くんはあまり自分の本心を言うのは嫌なんじゃないのかなと思っていたのでそれを話してくれているというのは自分の弱い部分を見つめたことで強くなれている部分があるんじゃないのかなと感じてそこが嬉しいんです。勝手な言い分ですけど。

 

宮近くんの過去の話はあくまでエピソードで今はこの7人がTravis Japanだから今の自分たちをより知ってもらいたいというのはとても正しくて、その言葉で改めてちゃかパラは宮近海斗そのものだったんだなと思ったし、

中村くんの俺はもっと頑張ろうとかグループを支えなきゃというのも行動として表れていたなということを感じられたし、

如恵留くんの何かを諦めることはもう諦めなきゃいけないというのはまさに如恵留くんの変化として感じていたところだったのでぴったりの言葉が出てきたことが嬉しかったし、七五三掛くんの色々と悩んで迷いながら進んできた中でファンの涙で強くなった話も嬉しかった。

 

七五三掛くんの話の中で気持ちが固まったのは松松が入ってからという所を見て、きっと遅いと思った人もいると思うんですけど、個人的には全くそうは思わなくて、

宮近くんや松倉くんも言っていたようにグループになってもすぐに解体される場合もあるし、分かれて活動したりもしてたみたいだし、(この考えは理解に苦しむんだけど)二十歳を過ぎてしまったからデビューも厳しいだろうし、今なら他の人生を歩むのに遅くないから辞めるという選択肢も現実味を帯びてきたり、色々不安定な状況の中で、グループ一丸になってデビューしようってことを決心するのは凄く勇気のいることだろうなって思うので全然遅くなんてないです。

宮近くんも言っていたように、全然間違っていないよ。

 

5人から松松が入ってくれてよかったと言われた松松にとって、Travis Japanに加入することはどういうことだったのかなというのは結構他でも話されていて、沢山のJrに紛れてしまわないようにグループに入るか作りたいという「二人が離れないでいられる場所」を求めていて、できているグループに加入したからには自分たちが入ったことで良くしたいって行動して結果を出してきているの本当に凄いよ。松松にとっての守護天使はお互いだなって思ってる。彼らにとってのTravis Japanは仲間と一緒にいることのできる大切な居場所。

 

メンバーだけじゃなくてファンの人たちもすごいなって思っています。最初の方でも言ったけどメンバーの加入ってファンに与える影響も大きいじゃないですか。あそこに入るならファンやめる、あの人が入ってくるならファンやめる、そういうのはどうしても止められない、でも心配だけどメンバーの決断だからついていくというのは推しが違っても共通で、もしこのグループがなくなったらというのはメンバーもどちらのファンも一緒なんですよね。

だからこそ、トラジャを続けることを選んだ5人、加入した松松、そしてそれぞれのファン、みんなが互いを受け入れよう、そしてTravis Japanの状況を良くしたいって頑張った結果が今なんだなって思います。

そうやってみなさんが頑張ってくれたから私はTravis Japanに出逢うことができたので本当にみなさんにありがとうございますとお伝えしたいです。

 

シェイクスピアが言ったとされる「険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である」という言葉や、実篤の「幸福は与えられるより、努力で獲得する方が多い」という言葉がトラジャには似合う。

 

なんか何言いたいのかわかんなくなってきちゃった。

 

このインタビューが発売された日に夢ハリ定点がミリオン超えたのも凄く運命ぎっしぎしに感じてしまって何かを残したくなったのでした。


Travis Japan【ダンス動画】夢のHollywood(dance ver.)

 

文字通り濃密なインタビューをありがとうございました。これからのTravis Japanが本当に楽しみです。少しでも彼らの力になれるようなお手伝いが微力でもできたらいいなって思いました。

 

*1:文字数が多いとはいえそれでも内容が濃いのでまとめるの大変だったんじゃないのかなライターさんって凄いなとかまで思ってしまった。

*2:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%88%E8%AD%B7%E5%A4%A9%E4%BD%BF